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  • 執筆者の写真園田剛士

家族信託の活用ケースNO.3

ご相談内容

これからお母さまの相続対策として5人の共有名義の土地に収益アパートを建築予定です。

そこで、今後の相続対策を含めて、ご相談がありました。

よくよくお話をお伺いすると、お父さまが亡くなったあと、複数ある不動産を母、子供4名で相続をしていました。

法定相続分で分けていたため、それぞれの不動産は共有名義になっており、三男であるご相談者さまが実質の管理や賃料の配分を行っていました。

お母さまはもちろん、ご長男も最近体調を崩しがちになっているため、心配がありました。




家族構成

母、長男、次男、三男、長女


財産

1.不動産 収益不動産×5棟

2.預貯金 約4,000万円


提案内容

現在の課題

相続税対策を行っていかなければ、相続発生後に多額の相続税が発生してしまう!


● このまま収益不動産の建築を行うと、もしかしたら完了前にお母さまが体調を崩してしまう可能性がある!


● 不動産が共有名義であるため、万が一誰かが認知症になった場合、建替えや修繕、売却、管理など全てを行うことができない

→ 相続税対策の継続&追加の対策を行うことができない!


● 共有名義を放置してしまうと、管理が大変なだけでなく、後に相続が発生すると更に持ち主が増えてしまい、さらに大変!



検討すること

● 何も対策を行わずにお母さんが認知症になると、建築予定のアパートが建たないばかりか、それ以外の不動産まで管理不能になってしまう


● 管理を行っている三男にすべての管理を任せようと、今持ち分を親族間で売買をすると、多額の税金がかかり、現金が必要なため非現実的


● 成年後見を活用すると、相続税対策に関する事柄ができない


● 財産管理会社を設立すると、三男が管理することが可能になるが、 税金が高額になる


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家族信託を活用し、相続対策を整理する!









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